何を決心したかと申しますと、
「乳がん検査を受ける」
ということです。
最近はTVでもかなり取り上げられていたり、
ファッションをメインとした女性誌でも特集を組まれたりと、
大人の女ならもう無視できないことの1つ。
だから、あたしも、ずっと気になっていた。
右胸に鈍い痛みを感じるようになったのが、今年の初め。
それからずっと気になっていた。
途中生理不順やなんだで婦人科にお世話になり、
「あぁ…女30はメンテナンスの年なのねぇ…」と
つくづく感じていたのです。
時は過ぎ、今週に入り胸の痛みが頻繁になり、こりゃまずいなと。
無数にある乳がんに関する記事を検索しているうちに、
本当に恐くなってきた。
そうこうしている中で、
大学病院よりも良いと言う札幌の乳腺外科の情報を得て
今日私は行ってきたのです。
出かけに不安で吐いてしまった((゚m゚;)
評判のいい病院だけに大変な混雑ぶり。
「検査は30分もあれば終わりますが、今日は混んでいるので
初診の方は2時間強かかります…」
その情報だけで既にクラッときたけど、今日は決心してきたのだ。
わかりましたと言い、乳がん検査用の問診表に細かく記入をした。
当然事前に乳がんの検査の流れは勉強していたので
何をされるの!?という心配はない。
一時間経った頃やっとこ診察室へ呼ばれ、いざ触診。
上半身を脱ぎベットに横になり、先生が細かく指の腹で押していく。
私 「胸の痛みが気になって…しこりも、自分じゃしこりなのか
なんなのか、よくわからんのです。」
先生 「(うんうんと頷き)胸の痛みは大半がホルモンバランスの崩れ。
実際の病理につながることはそんなにないんだよ。」
私 「崩れてるんですかねぇ。」
先生 「ストレスはホントに悪さしますからねぇ」
私 「 …またストレスかぁ」
何科に行こうとも、いつも必ず指摘される「ストレス」。
どうしたらいいものか。
触診では異常なし。またしばらく待たされた後、
エコーと、痛いと噂(!?)のマンモグラフィーでの検査。
マンモグラフィーは思ったほど痛くないよ。
おもしろいくらいおっぱいをぺちゃんこに潰された(^o^;)
しかし、評判の痛さよりも
謙虚なお乳が機械に挟まってくれるのかが心配だった。
無事に挟まり、両乳縦横4枚撮影。
エコーは普通のエコー。甲状腺も調べるので、喉もエコー撮影。
ホント、触診も含め、スムーズにいけば30分もかかりません。
私はこの時点で2時間半が経過してましたけど。
そしていよいよ検査結果。
おかげさまで異常なし。きれいなお乳でした。
レントゲン写真も見せてもらい一安心。
胸だけじゃなく、リンパにも異常がないか脇まで撮影されている。
ただ、左胸に絞り残しの母乳があるらしい。
へぇー …って、そういや、それどうしたらいいのか聞くの忘れた。
母乳出してたのなんて3年以上前だから、もうチーズだよ。
30代で、親族に乳がん・子宮ガンを患った人がいないのなら
一年に一回、触診とエコー検査をすればいいと言われました。
マンモは3年に一回でいいよとも。
ただし、日々自分でする触診はしっかりするようにとのこと。
ホントの意味で、ほっと胸をなでおろしました。
ちなみに検査費用は¥3600でした。
日本では胃がんを抜いて、乳がんが女性の癌1位です。
札幌では生涯の間で女性30人に1人が患うと言われています。
同窓会をしたら、その中の一人が乳がんでも全くおかしくない数字。
癌になって、はっきりわかるしこりになるまでには10年かかるとも
言われるくらい、他と比較して進行の遅い癌でもあるそうです。
と言うことは、やはり早期に発見することがどうしても大切。
そして、早期に自分で発見しやすい癌なんです。
私の場合は胸痛を感じて、半年がかりで検査にこぎつけましたが、
乳がんは痛みを伴わないことも多いのです。
たまたま受けたら乳がんだった…という人も実際知り合いにいます。
早期発見、早期発見が大事。
どっこも痛くないもん。
のうちに、女性のみなさんは是非検査を受けてみてください。
しこりだけが症状じゃありません。
私は半年間ずっと気になっていた心配がひとつ消え、
心が軽くなりました。
大切な人がいるのなら
健康でいないと。
今年の私のテーマは「健康」。
宣言通り、普段・今まで受けたことのない検査を進んで受けてます。
もう一度言うね。
女性のみなさん、いろんな人のために一度乳がん検査を受けてみよう。
母になり、30を数え、
やっと、自分の体を大切に想えるようになってきたあたしです。